こんにちわ、YOSHI（@YOSHI_FUNTRIP）です！
チリは南米の太平洋側に面した国で、南北が4000km以上もある細長い国です。海を西に渡るとイースター島がありますし、南に渡ると南極があります。「チリ」は先住民族の言葉で「世界の果て」という意味だそうです。日本から見ると、ほんとに世界の果てですよね。チリの首都サンティアゴは南米の中でも最大の都市なんです。比較的治安も良く街もきれいで、人も親切な人が多いし安心して観光できるところです。南米に行ってみたいけど、ちょっと不安。。。と思っている人には最初に降り立つ南米の地としておすすめしたい観光のしやすい街だと思います。
今回はそんなチリのサンティアゴを紹介します。
サンティアゴへの行き方
日本からチリへの直行便がないので、アメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどを経由して行きます。日本から約２５〜３０時間くらいかかります。
また、南米の近隣諸国からは長距離バスがあります。ブエノス・アイレス（アルゼンチン）やサンパウロ（ブラジル）、リマ（ペルー）などからもバスで行けます。何回も言ってますが、南米のバスは値段の差がバスの差なので、旅の予算と相談ですが長距離バスはケチらず高いめのバスに乗りたいところです。ランクの良いバスは座りごごちのよい立派なシートでほぼフラットになるんじゃないかと思うくらいのリクライニングがついています。
サンティアゴのアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港から街へ行くにはミニバス、空港バス、タクシーがあります。所用時間は約３０〜４０分です。安心・簡単なのはもちろんタクシーですね。流しのタクシーではなく必ずタクシー乗り場から乗ってくださいね。ミニバスはホテルのシャトルバスのようなもので各ホテルまで送ってくれます。チケットは空港内のカウンターで購入出来ます。そして、一番安く行くには空港バスです。こちらは空港と主要な地下鉄の駅を周る路線バスのようなものです。チリはスペイン語なので多少スペイン語ができないと少し難易度が上がるかもしれません。運転手の人に降りたい駅を伝えておくと声をかけてくれたりすることもありますが、気をつけていないと乗り過ごす可能性大です。さらに空港バスの場合は地下鉄の駅から滞在ホテルまで自力で行くことになるのでさらに難易度が上がります。徒歩で行ける範囲だと問題ないですが、ホテルによっては降りた駅からさらに地下鉄を乗り継いで行く場合もあると思います。
私は空港バス＆地下鉄で宿に向かいましたが、バスは行き先を呪文のように唱えているだけでなんとか地下鉄の駅で降りれたのですが、宿へ行くための地下鉄の切符を買うのに手間取り、窓口で聞いてみたのですがスペイン語で説明されても全然わかりません。途方にくれていたら後ろのおじさんが親切にカタコトの英語で教えてくれて、代わりに切符を買ってくれました。それだけでなく、目的地の駅まで送ってくれたんです。チリの人やさしー！！
旅をしているとこういう親切が身に沁みますね。私も困っている外国人旅行者がいたら手助けしてあげたいと思います。
地下鉄を降りて宿へ行くにもまた迷子になっていたら道ゆく人が案内してくれて無事にたどりつけました。ほんとにチリ人は親切な人が多い印象です。それでも、バスや地下鉄、徒歩で移動する場合は明るいうちに移動することをおすすめします。
チリは３ヶ月以内の観光ならビザは不要ですが、アメリカ経由の飛行機に乗る場合は乗り継ぎだけの場合でもアメリカのESTA（電子認証ビザ）が必要となります。
アメリカのビザについてはこちらから
サンティアゴのおすすめスポット
サンティアゴはわりと、イースター島のついでにとか、パタゴニアのついでに、とかチリの玄関口として利用することが多いと思います。なのでじっくり観光するというよりは移動の前後にせっかくなのでちょっと観光したい！という人が多いんじゃないかと思います。そこで、サンティアゴに来たらここは行っておくべき！と思う観光スポットをご紹介します。市内の観光なので1日あれば充分回れます。
アルマス広場
南米のどこに行ってもだいたいある、アルマス広場。サンティアゴももれなく旧市街の中心にアルマス広場があり、市民の憩いの場となっています。チリがスペインから独立した記念の記念碑、サンティアゴの基礎を築いたと言われるペドロ・デ・バルディビアの銅像が建っています。周りには中央郵便局や後述のサンティアゴ大聖堂、国立歴史博物館もあります。
サンティアゴ大聖堂
そしてアルマス広場の周辺にはカテドラルが建てられています。このカテドラルはチリのカトリックの総本山のようなもので、チリのカトリック信者の心のよりどころとなっているそうです。カテドラルにある「最後の晩餐」は必見です。
またカテドラル内の内部装飾もステキなので見逃せません！
モネダ宮殿
「モネダ」とはお金という意味で、ここは元は造幣局だったそうです。現在は大統領官邸として使用されています。映画「サンティアゴに雨が降る」などでも有名なところです。
中央市場
サンティアゴの台所！中央市場には新鮮な魚や野菜、果物など食料品がたくさん売っています。ごはんが食べられるレストランも併設しているので、観光の休憩がてらのランチにおすすめ！南米に来たら鮮魚と野菜を和えたセビーチェやパンに色々な具を詰めて作られたエンパナーダ、チョリソを挟んだチョリパンがおすすめ。ウニも安く食べられるんです！
併設のレストラン。かなり賑わっています。新鮮魚介三昧を満喫できるし、チリワインも安くいただけるのでおすすめです！街中のレストランより少し安いのでぜひ行ってみてください！
こちらがセルベッサ（ビール）＆セビーチェ！どの料理もですが、レモン何個くるねん！というかんじですw
国立自然史博物館
サンティアゴは美術館や博物館などが無料で入れるところが多いので、時間があれば博物館めぐりがおすすめです！国立自然史博物館はチリに３館ある国立博物館のひとつです。植物学や動物学、昆虫学、人類学、古生物学など５つの分野に分かれて展示されています。
次のトリップはぜひサンティアゴへ！
チリはイースター島へ行く前に寄ったところなのですが、想像を超える大都会なのにびっくりし、魚がおいしい！というのにびっくりし、人が親切！というのに感動しました。南米でもかなり治安が良い方なので南米初心者にはおすすめの街です。
ただ、日本とは違うので早朝夜間は一人で出歩かない、人気のない道は通らないなど基本的なことは守っておいた方が良いと思います。スリは多いみたいなので貴重品の管理はしっかりと！
サンティアゴからならイグアスの滝もおすすめ！イグアス観光はこちらから。
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