こんにちわ、YOSHI(@YOSHI_FUNTRIP)です!
赤道直下の街、エクアドルのキトをご存知ですか?ガラパゴス諸島の玄関口でもある街なんです。
キトは赤道直下のため、赤道のラインをまたぐことが出来たり、赤道ならではの体験ができるところです。
ガラパゴスに行くときにはぜひキトにも滞在して赤道体験してみてください!
今回はそんなエクアドルのキトを紹介します。
エクアドルへの行き方
日本からの直行便がないため、基本的にアメリカを経由して行くことになります。ニューヨークやヒューストン、アトランタなどを経由していきます。その他、ヨーロッパやロシア方面経由の飛行機もあります。ツアーではなく個人手配の場合は格安航空券のサイトで比較してみるのをおすすめします。私の場合は、関空→成田→アトランタ→キトという25時間くらいかけてキトへ行きました。遠いー!
格安航空券ならこちら→スカイスキャナー
また通貨はUSドルが流通しています。ホテルや観光客向けのお店などはカードが使えるところもあります。
ビザは90日以内の観光ならビザは不要ですが、パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要です。
気をつけてほしいのが、アメリカ経由で行く場合は、アメリカの入国審査でESTA(電子渡航認証許可)が必要です!アメリカを経由するだけでも必要なものなので、出国前に忘れずに準備してください。
アメリカのESTAについてはこちらから。
キトは標高2850mもある高地のため、高山病にかかりやすい人は気をつけてくださいね。着いた当日は無理せず体を慣らすためにゆっくり過ごすのがいいと思います。水分をたくさん取ると良いようです。ペルーのクスコやボリビアのラパスなどはもっと標高が高いので、そのあたりに行く前に体慣らしに寄るのもいいかもしれません。
エクアドルで赤道体験をしよう!
エクアドルはスペイン語で「赤道」という意味なんです。まさに赤道の国!ちなみにキトは原住民の言葉で地球の中心という意味だそうです。そんなエクアドルは首都が赤道に最も近く、赤道が通っている中で標高の最高地点があるそうです。
赤道記念碑への行き方
エクアドルのキト中心部から北へ20kmほどのところに赤道記念碑があります。キトに行ったらぜひ寄っておきたいところです!赤道記念碑まではバスかタクシーでの移動になります。
タクシーは高いけど、宿から直接行けますし安全安心な方法です。タクシーよりUberなんかを使うと少し安く行くことができます。流しのタクシーはあまりおすすめしません。所用時間は1時間程度です。
私はバスで行ったのですが、エクアドルがスペイン語圏なのでわりと難しかったです。キトからバスだと途中のバスターミナルで乗り換えがあり、バス内はほぼスペイン語です。スペイン語が多少理解できる人なら問題ないかもしれませんが、私はまったく出来なかったのでけっこう大変でした。
それでも、とりあえず行き先をメモにスペイン語で書いてそれを見せながら、着いたら教えて!とジェスチャーでなんとかなりました。赤道記念碑は現地語で「ミタ・デル・ムンド」というのですが、会う人会う人に「ミタ・デル・ムンド!」と呪文のように言ってたらたどり着けましたw
バスだとけっこう時間かかるので、観光も含め半日以上は余裕を持った方が良さそうです。帰りは明るいうちにホテル周辺に戻れるようにした方が良いと思います。
赤道ラインが2本ある!?
赤道記念碑には黄色いラインと赤いラインの2本の線が引いてあります。記念碑の建っているところは黄色い線なのですが、これが一応メインの赤道ラインとされていますが、かなり昔に測定されたもので、実際GPSで測ったら若干ずれていたそうですw
そしてGPSでちゃんと測りましたよ!のラインが赤い方の赤道ラインです。どちらも記念にぜひまたいでみてください!
こちらが昔に測定した赤道線です。
こちらがGPSで測り直した正確な赤道線です。ちゃんと「G.P.S.」って書いてますw
赤道直下では排水時に渦巻きが起きない!?
台所や、トイレなど水が流れるところは日本など北半球は時計周り、オーストラリアなど南半球は反時計周りで、流れの向きが違うことはご存知ですか?
赤道記念碑では、その水の流れが赤道直下ではどうなるの!?という実験をやっています。
簡易の流しを用意していて水を貯め、一気に流して流れをみます。なんと、赤道直下では渦巻きがおこらないんです!!
全方向からおだやかに真下に水が流れ落ちていくんです。実際に見てみると、おぉぉーー!!でした。
そして、この簡易流しは持ち運び可能で、南半球側に移動させて水を流すとそこでは渦巻きが!!地球の神秘です。
こんなおもしろいこともやってるのでぜひ赤道記念碑に行ってみてください!
写真ではわかりずらいかもしれませんが、水面に散りばめた葉っぱが全然くるくるしていません!!
赤道直下では釘の上に卵が立つ!?
極寒の国ではバナナで釘が打てることで有名ですが、赤道直下では釘の上に生卵が乗っちゃうんです!
ここでは釘と生たまごが用意されていて誰でもチャレンジ可能です。ただこれはちょっとコツがいります。
何回やってもなかなか出来ない人もいました。自慢ですが、私は乗せることが出来ましたー!w
一発で乗せることが出来たら「タマゴマスター」の称号がもらえるそうです。
なんで釘の上に乗るかというと、赤道直下では遠心力が垂直に働くそうなんです。そのあたり難しいことはわかりませんが、そのため卵でも釘の上に乗せることができるそうです。勉強になりますね。
キトの治安はどうなの?
南米というイメージで、キトは大丈夫だった?と聞かれることも多いですが、キトは新市街と旧市街に分かれていて、新市街が観光客も多く、ホテルやレストラン、カフェが並んでいて人通りが多いイメージです。旅行会社もいくつかあるのでガラパゴスのツアーなどもキトで予約出来ます。新市街だと夜でも人通りが多く、宿の近くのお店には一人で歩いて行っても大丈夫でした。旧市街は昼間に少し観光がてら歩いてみた程度ですが、新市街よりは雰囲気が少し警戒してしまうかんじでした。昼間なら観光客も多いのでそこまで気にするほどではないですが、夜は気をつけた方が良さそうです。新市街にくらべて強盗などが多いそうです。キトはガラパゴスの玄関口として観光客の多い街ですが、滞在するなら新市街をおすすめします。高級ホテルからバックパッカーまで幅広く泊まれるところがあります。
安心と言っても日本とは安心の比が全然違うので、常に防犯に意識を向けた行動をおすすめします。暗いところや人の少ないところは歩かない、カメラやスマホは手に持ったまま歩かない、など出来ることはやっておいた方がいいと思います。現地の人は普通に歩きスマホなんかはしていますが、観光客は出来ればしない方が安心だと思います。
他国の治安についてこれまであまり書いたことがなかったので、これを読んで少し不安になる人もいるかもしれませんが、どこの国でもそうですが、日本とは違う!ということだけしっかり意識していれば観光で行くようなところは大丈夫だと思います。キトに限らず南米はめっちゃ面白いところです!女子一人旅の人もたくさんいるので、気になったらぜひ行ってみてください!
次のトリップはぜひエクアドルへ!
ガラパゴスのあれこれを現地手配しようと思い寄ってみたキトですが、赤道記念碑がこんなに面白いところだと思いませんでした。ローカルバスの旅を含め、めちゃ楽しかったです!
ガラパゴスだけでなく、南米周遊の入り口として寄ってみるのもおすすめします。
一生に一度は行ってみたい!ガラパゴス諸島についてはこちらから。
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