初めての熊野古道なら大門坂を歩いて那智大社と那智の滝へ!

和歌山県那智勝浦にある熊野古道「大門坂」 和歌山

こんにちわ、YOSHI(@YOSHI_FUNTRIP)です!

和歌山のパワースポットのひとつである「熊野古道」は、世界でも珍しく「道」が世界遺産として登録されています。この熊野古道を歩いて詣でる熊野三山への巡礼が、日本人の旅(観光)の始まりの起源と言われているそうです。

旅の始まりと言われると、旅好きとしては一度は歩いてみたくなります!そんな熊野古道を歩いてみたので紹介します!

大門坂駐車場から出発!熊野古道を歩いてみる

紀伊山地には「熊野三山」「高野山」「吉野・大峯」という3つの霊場があって、この3つを詣でる参道が熊野古道と言われています。またその周辺の景観を含めて「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されています。

その熊野古道のひとつが「大門坂」で距離も短く観光のついでに普段着で歩いていけるため初心者向けのルートとなっています。ハードな山登りは苦手だけど熊野古道の雰囲気は味わってみたい!という人におすすめです。(石や土があるためヒールのある靴やサンダルなどは歩きにくいかもしれません)

大門坂は熊野那智大社への参道で、大門坂駐車場から那智大社・那智の滝まで歩いて行くことができるルートです。

大門坂の入口近くに大門坂駐車場があるので車の場合はそこに止め、路線バスの場合は大門坂バス停で下車したところからスタートします。大門坂駐車場は無料です。

那智の滝までの距離は約2.7キロ(大門坂から那智大社まで1.5キロ、そこから那智の滝まで1.2キロ)です。歩行時間は約1時間程度ですが、観光もじっくりしたい場合はその分余裕を持って計画を立ててください!

大きな木の看板が目印の大門坂駐車場です。

和歌山の那智勝浦にある熊野古道「大門坂」の駐車場

大門坂の入口は大門坂駐車場から少し登ったところにある「大門坂」の石碑がある場所から始まります。

和歌山の那智勝浦にある熊野古道「大門坂」入口

少し歩くと大門坂茶屋という茶屋があり、そこでは平安衣装のレンタルを行っているので平安衣装をきて大門坂、那智観光ができるそうです。私たちの前に歩いていた若い女子グループはおそらくそこでレンタルしたであろう衣装をきて歩いていました。とっても可愛いですし良い思い出になりますね。熊野古道と平安衣装ってインスタ映えもしそうです(^_^)

大門茶屋の近くには地元で取れたみかんや柿の無人販売をやっているところもあります。ここでみかんを買ったのですが、甘みがあっておいしかったです!

和歌山の那智勝浦:熊野古道「大門坂」の道中にあるみかんや柿の無人販売

少し歩くと石の鳥居があり、朱色の欄干がある振ケ瀬橋が見えてきます。この橋が大門坂の俗世界と霊場の境といわれています。

和歌山の那智勝浦:熊野古道「大門坂」の道中にある振ケ瀬橋前の鳥居

どんどん進んでいくと民家が少なくなり石段の入口付近に樹齢800年の夫婦杉があります。このあたりから那智大社周辺まではお店や自販機などがないので暑い時期などは水分を持ち歩いた方が良さそうです。

和歌山の那智勝浦:熊野古道「大門坂」の道中にある大きなつがいの杉「夫婦杉」

延々と石の階段が続いていきますが、熊野古道らしい雰囲気が感じられる杉木立ちの中を歩いているとパワースポットと言われているのもわかるような気がします。

石の階段をしばらく歩いていくとひらけた明るいところに出て、熊野古道大門坂の看板が見えてきます。もう終わり?到着?と思ったら、那智大社へはまだここからさらに階段が続きます!

和歌山の那智勝浦:熊野古道「大門坂」の石段が終わる場所

ちなみに歩いて登るのはちょっとしんどいな、という人は那智大社の駐車場へ車を止めて大門坂を下り、路線バスで戻ってくるというパターンもできます。その場合、那智大社の駐車場は有料なのと、路線バスは本数が少ないので時刻表を確認しておいた方が良いと思います!

縁結びの熊野那智大社と青岸渡寺の絶景スポット

熊野古道大門坂を登りきったところから順路に従って進むと、次は那智大社ヘ向かう階段が見えてきます。この階段が約500段ほどあるのでもう一息がんばりましょう!

和歌山の那智勝浦:那智大社の階段

階段を登りきったらいよいよ熊野那智大社です!

熊野那智大社の主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)という神様で、人の縁だけでなく願いを結ぶ宮として崇められています。縁結びの神社としても有名ですね!

熊野那智大社の境内にある宝物殿にはその年の干支の大絵馬が飾られています。サイズは縦3メートル、横4メートルというかなり大きな絵馬です。

12月中旬頃に新年の絵馬へ掛け替えを行うようなので、一足先に大絵馬を見たい!という人は年末に訪れるのをおすすめします。

大絵馬から奥に進むと手前に手水舎があり、熊野那智大社に到着です。

写真を撮り忘れてしまいましたが、那智大社には筒が1メートルほどある日本一大きいおみくじがあるので、那智大社に訪れた際はぜひおみくじを引いてみてください!

那智大社からさらに歩いていくと那智大社の別宮、青岸渡寺があります。青岸渡寺は境内から三重の塔と那智の滝が一望できる絶景スポットがあり観光客に人気です。

和歌山の那智勝浦:那智大社の別宮の青岸渡寺

青岸渡寺の境内から撮った、朱色の三重の塔と那智の滝がこちら。ここはほんとに写真を撮っている人が多かったです!

和歌山の那智勝浦:那智大社の青岸渡寺から見た三重塔と那智の滝の風景

日本三大名瀑のひとつ!那智の滝

和歌山の那智勝浦:那智大社の飛瀧神社

那智の滝は落差約133メートル、滝壺の深さは10メートルもあり、落差が日本一の名瀑です!

青岸渡寺からさらに那智の滝方面に歩いていくと飛瀧神社に到着します。青岸渡寺からの風景もすごく良いのですが、飛瀧神社は滝のすぐ近くにあるので間近で迫力のある那智の滝を見ることができます!

飛瀧神社は那智の滝を御神体としているため、飛瀧神社には本殿がありません。

近くから見たら滝の音も聞こえて迫力満点です!!

和歌山の那智勝浦:那智の滝

おまけ:有料ですが、飛瀧神社の社務所から「御滝拝所」に入るとかなり近くから那智の滝が見られるそうです。

周辺の観光スポットについては以下の記事で紹介しています。

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大門坂へのアクセス

所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山

【車の場合】
那智勝浦新宮道路の那智勝浦ICを下車、県道43号線へ

【電車・バスの場合】
JR紀勢本線 紀伊勝浦駅から路線バスで約30分、タクシーで20分

次のトリップはぜひ熊野古道大門坂へ!

那智の滝を見に行くなら熊野古道もちょっと歩いてみたい!と思い初心者でも軽装で行ける大門坂にチャレンジしてみました。距離もほどよく熊野古道の雰囲気を感じられる参道だったので、熊野古道を歩いてみたいけど大丈夫かな?と思っている人におすすめのルートです!

那智大社や那智の滝観光の際にはぜひ熊野古道「大門坂」も歩いてみてください!

Have a fun trip!

和歌山
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