こんにちわ、YOSHI(@YOSHI_FUNTRIP)です!
三重県の伊勢志摩に安乗神社という小さな神社があるのをご存知ですか?
最近SNSなどでも話題になっている人気のある神社なんです!
この安乗神社は伊勢志摩の安乗岬、安乗岬灯台の近くにあり、観光のついでにちょっと立ち寄るのにもぴったりです。
今回は伊勢志摩の安乗神社へ行ってきたのでご紹介します。
安乗神社ってどんなところ?
現在の安乗地区は、かつては「畔乗」や「阿苔」という字が充てられていたそうです。
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に、「海賊大名」という異名を持つほど海戦に優れた武将の九鬼嘉隆(くきよしたか)が水軍を率いて加勢するために船を出したところ、畔乗沖にさしかかったところで急に船が止まってしまったそうです。
その際に九鬼嘉隆は一旦船を下り、神社に戦勝を祈願したところ、風向きが急に変わり、船は追風に乗って無事船を進めることができたと言われています。この戦で武功をたてた九鬼嘉隆は帰朝後、再び神社に参拝に訪れました。
この由縁から名称が「安」全に「乗」るという意味の「安乗」という字に改められたと伝承されています。この名前にあやかって交通安全や勝負の神様として親しまれるようになり、近年は、開運の波に安全に乗りたいと「波乗守(なみのりまもり)」を求めて、多くの参拝者やサーファーが訪れているようです。
また、神社には九鬼嘉隆が帰朝後、祭礼の手踊りから始まった人形文楽も無形文化財となって受け継がれているそうです。
こちらが安乗神社の参道。ほんとに小さな神社なんです。

左手に手水舎があります。こちらで身を浄めてお参りします。

波乗りにうれしい、波乗のお守り!
ここの神社の人気のひとつは、「波乗守(なみのりまもり)」というお守りがめっちゃかわいい!と評判なんです。
お参りの後にぜひゲットしておきたいお守りです!!
この安乗神社の「波乗守」は、いい波に乗れるように!とのお守りで、サーフィンや漁業やビジネスなど、いろんなことに効果のあるお守りです。
とくに、安乗神社の近くには国府浜や市後浜などのサーフスポットがいくつかあることから、サーファーがいい波に恵まれ事故のないように、また漁業を営む人々も多いため漁業者が安全な航海で大漁になるように、ビジネスが順調良く進むように、
『人生の荒波を安全に乗り越え、開運の波に乗れますうように』と願って作られたものだそうです。
「乗る」ことに対するお守りとのことから、サーファーだけでなく自転車やバイクのライダーたちにも人気があるようですね!

人気のヒミツは、このお守りの白いお守り袋に刺繍されている、サメと波のイラスト!
裏側には「波乗守」と「安乗神社」の文字が刺繍されています。こんなにかわいいイラストが刺繍されているお守りも珍しいですよね!
なぜサメのお守りなのかというと、安乗神社のご祭神である綿津見命は日本神話に出てくる神様なのですが、その娘の豊玉姫命が鮫であったと言われているそうです。また異国の地ハワイでもサーファーたちの間で、サメの歯のアクセサリーを身に着けることが良いとのことで身につけている人が多いそうです。
お寺は海のすぐ近くにあるので、近くを散歩するとこんな海に癒されます!

また、このあたりはブランドふぐの「あのりふぐ」が有名なところで、季節になるとふぐをいただけるお店がたくさんあります。ふぐとお守りを目的に旅行に行くのも良いですね!
ここの安乗神社は安乗のふぐ祭りの会場にもなる神社だそうです。

安乗神社へのアクセス
【住所】三重県志摩市阿児町安乗844
【車で行く場合】伊勢自動車道伊勢西ICまたは伊勢ICから県道32号、国道167号経由で約40分
【公共機関で行く場合】近鉄鵜方駅から安乗行きバスで約20分、安乗下車、徒歩約20分
次のトリップはぜひ伊勢志摩へ!
伊勢志摩にある安乗神社は、ほんとにちいさな神社なのですが、周りは絶景だし!お守りはかわいいし!伊勢志摩旅行のついでにぜひ寄ってみてほしいところです!
伊勢志摩観光の際には、ぜひ安乗神社にも訪れて、「波乗守」をゲットしてみてください!
Have a fun trip!
コメント